2024年4月、第36回 中小企業優秀新技術・新製品賞(※1)において、日本遮熱(栃木県足利市)のゼロエネルギー省エネ遮熱工法「遮熱鋼板ラップ工法」が、「優秀賞」「環境貢献特別賞(※2)」「産学官連携特別賞(※3)」の3賞を同時受賞しました。
受賞した「遮熱鋼板ラップ工法」は、二重構造の屋根や外壁の間に遮熱材を施工、遮熱材の放射側である室内側に通気層を設けて建物を冷却します。一方、通気層の排気側に、形状記憶合金を使用した24時間壁温コントロール開閉装置を施工することによって通気層を閉鎖することが可能です。この装置は、気温摂氏18℃で全閉、28℃で全開して、高温時は建物全周を空気が流れて冷却、低温時は通気層を全閉にすることで保温層にして建物を暖めます。
遮熱鋼板ラップ工法は、空気、遮熱材、形状記憶合金ユニットしか使用しないゼロエネルギーシステム、運転に一切の動力を必要としませんので非常にエコな工法と言えます。
※1 第36回 中小企業優秀新技術・新製品賞
主催:公益財団法人 りそな中小企業振興財団、日刊工業新聞社
後援:経済産業省中小企業庁、独立行政法人 中小企業基盤整備機構
※2 環境貢献特別賞
部門表彰作品のなかで、特に環境に貢献すると認められる作品を併せて表彰します。数件程度。表彰状を贈呈。
※3 産学官連携特別賞
部門表彰作品のなかで、大学などの研究・試験機関が技術指導面などで貢献していた場合には、当該研究機関の担当者個人も併せて表彰します。数件程度。表彰状、盾を贈呈。
「遮熱鋼板ラップ工法」では、共同研究を進めてきた足利大学工学部創生工学科機械分野 松下政裕教授が受賞しています。
参照元
日刊工業産業新聞公式サイト(2024.04.17付ニュース)(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/36shingizyutu.html)
【PDF】日刊工業産業新聞公式サイト(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/36th.pdf)
高品質な日傘ブランドとして知られるAlwgreen(JOYCHOU INDUSTRIAL HONG KONG CO.)は、画期的な遮光・遮熱を叶える日傘を発表しました。この新製品は、100% UVカットとJIS認証の高度な遮光・遮熱技術を備えており、猛暑対策に期待大の商品です。
この日傘はドイツ製の高品質な生地を使用し、JISの専門認証を受け、基準を100倍以上も上回る遮光効果とUV0効果を提供。傘を開いた瞬間からマイナス15℃の冷却効果を発揮。夏の日差しから肌を守り、熱中症対策も期待できます。(※日本国内第三者検査機関にて検査済)
生地は、耐摩耗層、チタンブラック複合層(高透過性UVBを反射)、チタンホワイト(高透過性UVAを反射)、高密度繊維層(可視光を遮断)、防水層から構成されています。
10万回の開閉テストをクリアした安全式自動開閉機能、堅牢かつ軽量な骨組みとコンパクトな設計で子どもでも簡単に扱えるメリットもあります。 晴雨兼用。
参照元:PR TIMES(2024年6月5日付)(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000132788.html)
※参照元
日刊工業産業新聞公式サイト(2024.04.17付ニュース)(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/36shingizyutu.html)
※このサイトで紹介している会社は、Googleで2024年3月30日時点で「遮熱工事」で検索し表示される会社のうち以下の条件に当てはまる会社
➊遮熱工事の具体的な内容(遮熱材や工法の情報)が公式サイトに記載のある会社
➋施工場所の業務や工場の稼働などに影響のない工法(建物内ではなく「屋根の上」で行う工法)
➌同じ遮熱材・工法の場合、代理店は除外、自社が大元となって展開する商標登録元・特許技術取得元・販売元の会社12社です。
※その中で、特許技術取得、商標登録等されているオリジナルの工法(自社開発の工法)で、代理店の数や施工事例等から実績が多いと判断される会社を紹介。(上記の会社の中ではこの3工法となります)