折板屋根は、ガルバリウム鋼板、亜鉛メッキ鋼板などの金属材料を用いた屋根のことです。
おもに工場や倉庫、店舗など、大型の建物に使われており、金属板を折り曲げて波型に加工している点が特徴です。
軽量で建物への負荷が少なく、防火性、耐水性、耐久性にも優れています。
このプラスチック製品工場では、殆どの工場の屋根に太陽光パネルが載っていますが、室内環境は非常に悪い状態でした。唯一残っていた倉庫に、遮熱鋼板ラップ工法を施工しました。
倉庫という環境なので、人の出入りが少なく空調もついていません。夏場は倉庫内がムワっとするくらい非常に暑くなるため、製品へも悪影響があったとのことです。
遮熱材トップヒートバリアーを使用した遮熱鋼板ラップ工法の施工後は、驚くほど倉庫内の暑さが軽減されました。似たような倉庫がいくつかありますが、明らかにここだけ体感が違っていて、涼しいとさえ感じるとのこと。他の倉庫で働く従業員の方から自分のところも施工してほしいと言っていただき、ゼロエネルギーによる環境改善を目の当たりにしました。
年間を通して室温20℃設定の精密機械工場、折板屋根の間に断熱材を入れた二重屋根構造のダブルパックという工法で施工したそうですが、夏場の効果が認められなかったとのこと。更に、その上に遮熱塗装を施工したそうですが、熱の影響で塗装がボロボロに割れて雨樋一杯に詰まってしまったということでです。
結果的に、夏場の省エネ効果は望めなかったということで、遮熱鋼板ラップ工法を既存の屋根の上から施工しました。
ダブルパック方式は、冬場の効果があり年間を通して24%位と考えられます。
遮熱鋼板ラップ工法は、その上に施工しましたが、それでも40%の省エネを生む事が出来ました。
電気代削減のため、スカイ工法による遮熱工事を実施。エアコンの効きが良くなり、作業効率のアップに貢献しました。
引用元:ライフテック公式サイト(https://www.e-lifetech.com/works/5777/)
※参照元
日刊工業産業新聞公式サイト(2024.04.17付ニュース)(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/36shingizyutu.html)
※このサイトで紹介している会社は、Googleで2024年3月30日時点で「遮熱工事」で検索し表示される会社のうち以下の条件に当てはまる会社
➊遮熱工事の具体的な内容(遮熱材や工法の情報)が公式サイトに記載のある会社
➋施工場所の業務や工場の稼働などに影響のない工法(建物内ではなく「屋根の上」で行う工法)
➌同じ遮熱材・工法の場合、代理店は除外、自社が大元となって展開する商標登録元・特許技術取得元・販売元の会社12社です。
※その中で、特許技術取得、商標登録等されているオリジナルの工法(自社開発の工法)で、代理店の数や施工事例等から実績が多いと判断される会社を紹介。(上記の会社の中ではこの3工法となります)