スレート屋根は、セメントを主材料として加工された材料を用いた屋根のことです。
工場や倉庫の屋根材料にはおもに「波形スレート」が広く使われています。
軽くて建物への負荷が少なく、耐震性に優れている点が特徴です。一部の古い波形スレートにはアスベストが含まれている場合があり、遮熱工事の際にも問題になります。
既存屋根に穴を開けずに施工できるため、工場内は稼働したまま遮熱工事を実施。施工前の屋根裏面温度は8月で54.7℃ありましたが、施工後の7月に測定したところ30.7℃まで低下していました。
参照元:オガサ製工公式サイト(https://www.ogasaseikou.jp/works/case/1685690543.html)
既存屋根に穴を開けず、倉庫内での稼働を止めずに施工。別工場での遮熱効果を実感し、倉庫棟でも遮熱工事を実施。施工前の屋根裏面温度は7月下旬で63.0℃ありましたが、施工後の9月下旬に測定したところ27.0℃まで低下しました。
参照元:オガサ製工公式サイト(https://www.ogasaseikou.jp/works/case/1691108983.html)
工場の屋根の一部に金属カバー工法を施工していましたが効果が実感できなかったとのことで、今回は金属カバー工法以外の部分に遮熱鋼板ラップ工法を採用しました。
その結果、暑さの感じ方がまったく違うと評価いただき、別工場でも施工を検討しているそうです。
参照元:日本遮熱公式サイト(http://topheat.jp/eigyo/rappu.pdf)
スレート屋根の外観をきれいにするとともに、暑さもなんとかしたいという要望に応え、工期1ヶ月で屋根の遮熱工事を実施。遮熱工事前の工場の屋根裏面温度はすべての工場で50℃を超え(7月中旬 16時頃 天気:晴れ 外気温:31.7℃)、エアコンはついているもののとても暑く感じました。
施工後の屋根の温度は、ほぼ外気温程度となっています。(4月中旬 14時半頃 天気:晴れ 外気温:26℃)。
参照元:伊藤鈑金工作所公式サイト(https://www.itobankin.co.jp/archives/12351)
※参照元
日刊工業産業新聞公式サイト(2024.04.17付ニュース)(https://biz.nikkan.co.jp/sanken/shingizyutu/36shingizyutu.html)
※このサイトで紹介している会社は、Googleで2024年3月30日時点で「遮熱工事」で検索し表示される会社のうち以下の条件に当てはまる会社
➊遮熱工事の具体的な内容(遮熱材や工法の情報)が公式サイトに記載のある会社
➋施工場所の業務や工場の稼働などに影響のない工法(建物内ではなく「屋根の上」で行う工法)
➌同じ遮熱材・工法の場合、代理店は除外、自社が大元となって展開する商標登録元・特許技術取得元・販売元の会社12社です。
※その中で、特許技術取得、商標登録等されているオリジナルの工法(自社開発の工法)で、代理店の数や施工事例等から実績が多いと判断される会社を紹介。(上記の会社の中ではこの3工法となります)